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『柚木っ』   俺は周りに誰も居ない事を確認し立ち止まった柚木に近寄る   ここ最近 柚木は週末に俺の家に泊まる事が多い しかし週明けに急な出張が決まったので週末中に出来る限りの仕事を仕上げる事になってしまった   『今日 残業なりそうなんだ 先に帰って待っててくれるか?』   『…今日は行きません』   柚木がきっぱりといい放つ   『え…?』   柚木はそう言うと俺の前から去って行ってしまう   まじかよ…   断られるなんて考えもしなかった   『………』   最近 何か柚木といい関係が続いていたから俺は調子に乗っていた   分かっていた筈なのに まいったな結構ショックだ            
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