プロローグ

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…ハァ…ハァ………ハァ 私は今逃げている‐何に?‐…ゾンビに。 その間も、ゾンビは追いかけてくる。 もともと何体いたのかわからないゾンビ。けれど今回現れたゾンビは、おそらくごく一部なのであろう。 ‐ザザッ‐‐‐ザザッ‐‐‐‐‐‐‐‐ 森を駆け抜ける。 その中で私は考える。 (…どうする。部隊で生きているのはもう私一人しかいない。一人で戦うのは無謀すぎる。ゾンビを倒すためだけに作られたゾンビ倒し隊…私以外皆死んだ・・・・この街の人が知ったら…あぁ駄目だ合わす顔がない。この街を離れるしか…・・・・けど、離れたら、またゾンビが街の人を襲ってしまう可能性が……否。確実に絶対に襲ってくるだろう・・・・…どうする…私は……私は………私は。) ……と、そんな事を考えていた時だった。
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