+奇跡+

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初めてあなたに会ったんは、友達の紹介。 普段なら、簡単に断るんやけど、今回は断れへんかった。 心がいつもと違うから。 そんなこんなで、会ってしばらくしてようやく声をかけることが出来た。 「あのっ…はじめましてっ!舞って言います。えと…元気です!」 緊張にペースを乱され、言いたいことは言えずむしろ、訳分からないことを言ってしまった。 そんな舞を嫌がる素振りをすることなく、信也は微笑みながら自己紹介をした。 「舞は面白いな!俺好みやんか。まっ、よろしくなぁ☆好きなように呼んでええから!」 人懐っこいイメージの信也に舞はすぐ心を開くことが出来た。 ちょっとはあの事…忘れるやろか…。 舞は嬉しさと不安の間でもがこうとしていた。
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