プロローグ

1/16
前へ
/75ページ
次へ

プロローグ

いつの時代かも分からない昔 神が表舞台に立ち、人間との抗争を していた時代の話     聖なる森殿と呼ばれる 年中実り豊かに食物が成り 動物の多くが住み着いており あらゆる負の感情が浄化されるという 森の聖域がそこあった     しかし、人間の管理下にあった聖域は 神の手によって奪われてしまい 敵軍の陣地を築かれる事になった それにより動物も、食物も、浄化作用も 時が立つに連れて荒らされ続け 聖域としての機能を失い 今や、魔境の森と化してしまっている     聖域を奪い返し 元の聖なる神殿に戻そうと 人間は立ち上がり魔境に挑むが 神の力の前に悉(ことごと)く敗れ 聖域は犯されていくままであった     その事に対して怒りを露わにしたのは 人間だけではなく星も同じ 聖域の浄化作用は星の運行にも必要で 機能させなくした神に裁きを下す     神に敗れた1人の少女 星の使いは彼女の下へと現れた
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加