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プロローグ
いつの時代かも分からない昔
神が表舞台に立ち、人間との抗争を
していた時代の話
聖なる森殿と呼ばれる
年中実り豊かに食物が成り
動物の多くが住み着いており
あらゆる負の感情が浄化されるという
森の聖域がそこあった
しかし、人間の管理下にあった聖域は
神の手によって奪われてしまい
敵軍の陣地を築かれる事になった
それにより動物も、食物も、浄化作用も
時が立つに連れて荒らされ続け
聖域としての機能を失い
今や、魔境の森と化してしまっている
聖域を奪い返し
元の聖なる神殿に戻そうと
人間は立ち上がり魔境に挑むが
神の力の前に悉(ことごと)く敗れ
聖域は犯されていくままであった
その事に対して怒りを露わにしたのは
人間だけではなく星も同じ
聖域の浄化作用は星の運行にも必要で
機能させなくした神に裁きを下す
神に敗れた1人の少女
星の使いは彼女の下へと現れた
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