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菅原洋輔「とりゃー!」
見とれていると、すがさんが名取君の脇腹をくすぐりにきた。
名取千加「ごふっ!ぬあわわっうあっが。」
神山理沙「ぶふッ」
くすぐられて抵抗しながら声を出していた名取君が、
行きなり私の方を向いて真顔になって静止した。
しかも目は見開き気味。
ぼーっと見ていた私は不意をつかれて
笑ってしまった。
菅原洋介「あははっ!なんだよ名取何がしたいんだよ!」
名取千加「……。」
すがさんがくすぐりをやめると黙って何事もなかったかのように
名取のは前を見て
とろんと少し眠そうでうつろな目をする。
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