二話

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菅原洋輔「とりゃー!」 見とれていると、すがさんが名取君の脇腹をくすぐりにきた。 名取千加「ごふっ!ぬあわわっうあっが。」 神山理沙「ぶふッ」 くすぐられて抵抗しながら声を出していた名取君が、 行きなり私の方を向いて真顔になって静止した。 しかも目は見開き気味。 ぼーっと見ていた私は不意をつかれて 笑ってしまった。 菅原洋介「あははっ!なんだよ名取何がしたいんだよ!」 名取千加「……。」 すがさんがくすぐりをやめると黙って何事もなかったかのように 名取のは前を見て とろんと少し眠そうでうつろな目をする。
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