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「雅樹、おはよう」 「雪」 僕の1日は、雪のこの一言から始まる。 付き合って2年。 僕も雪も男だけれど。 「今日から3年かー。同じクラスだといいな」 雪が僕の頭をなでる。 この瞬間がたまらなく好き。 調子に乗るから言ってなんかやんないけど。 「別に…どうせお昼は一緒に食べるんだし」 「またまたー」 素直になれない。 僕だって雪と同じがいい。
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