劉備玄徳

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圧政を働いていた董卓が部下である呂布に殺されて二年あまりがたった その時に集められた諸候らはそれぞれの領地に戻り国力の強化に当たっていた そんな中徐州にある小沛では・・・ 「うむむ・・・・」 「兄者、何を悩んでおられるのです?」 「ああ、雲長か。いや、これからのことを考えていたのだ」 「これからですか?」 「ああ、董卓殿のことがおわりこうして小沛まで任せてもらえたのだが…」 劉備が関羽に困ったように相談すると 「兄者は民たちが平穏に暮らせるために仁の世を創るのでしょう?ならば迷っている暇はないはずですよ!」 関羽の言葉を聞いた劉備は少し考えて 「そう、そうだったな。民のためにもこの劉玄徳が頑張らないとな!」 と、椅子から立ち上がり関羽に軍議の準備をさせた 劉備玄徳(りゅうびげんとく) 漢帝国の末裔で、全ての民が平穏に暮らせる世を創るために挙兵した。心優しいため人望がとても高い
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