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翌日、まだ小鳥のさえずりが聞こえるかどうかという時、王室に一人の兵士があわてて入ってきた
「大変です!!劉備様。」
劉備は寝ぼけ眼で兵士に返事を返した。
「こんな朝早くからなんだ。」
「え・・・・袁術軍が・・・攻めてまいりました。」
この言葉を聞いた劉備は目を見開き
「なんだと?して数は?」
兵士がその質問に答えようとすると
「袁術の兵はざっと見積もって約二万二千人といったとこでしょう。」
兵士の後ろから関羽が現れ敵の兵数を教えてくれた。
「二万二千!?現在小沛には八千しか兵がいないぞ。」
「もう少し発見が早ければ対処もできたのですが…」
関羽の言葉にいつの間にか劉備たちの周りに集まってきていた張飛やほかの役職者たちも俯いた。その時、
「失礼します。こちらが劉備殿のお屋敷で宜しかったでしょうか?」
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