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「軍議中であるぞ!!」
関羽が怒鳴りながら入り口に振り向いた、するとそこには
すらりとした体型の青年が立っていた。
「私の名は李勣懋功、あなたに謁見を求めに来ました。」
李勣と名乗った青年はそう言って頭を下げた
「私に謁見だと…すまぬが今は非常事態なのだ。後にしてもらえないか…」
「いえ、今でないと。袁術軍が攻めてきた今だからこそあなたに謁見をしたくて参りました。」
「何故袁術殿が攻めて来たことを知っているのだ?」
「はは、簡単ですよ。曹操や呂布はまだ戦力が整ってないと見えたので、もしここ小沛に攻めてくるとしたら袁術の可能性が一番高かった。ということです」
「あなたは一体…」
「申し遅れたした。劉備様。私を軍師として雇ってもらえないですか?」
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