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―――――…
ハァ………
一服を終えた俺は呆れて溜息をついた
(有り得ねぇ……寝るか?普通…)
そう、寝てしまったのだ。
(遊び疲れたのか…?お前、幾つだよ……スヤスヤ寝やがって)
芝生に寝転がってる藍のすぐ横にしゃがみ込む。
『オラ、起きろ…藍』
「…………ん、まだ……もチョット」
『……………………可愛い声を出してんじゃねぇ』
寝ぼけているのだろう、可愛い声で愚図る藍……
結果的にお持ち帰りはするが、所詮こいつは血の繋がった甥っ子で16のガキだ。
(手ぇ出すのは………有り得ねぇな)
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