真相

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真相

俺はあれからかなり落ち込んでいた。 サークルにも顔を出さず、授業出たらパチンコする。そんな1年前の生活に戻ろうとしていた。 女なんか絶対信用しねーそう思いながひたすらにパチンコを打ちつづけていた。 そんな時Tから連絡がきた。 「~日暇?良かったら酒奢るし一緒飲み行こ!」 俺は暇と答えた。Tに会いたいわけではなかったがタダで酒呑めるし、もうパチンコ生活も飽きてきたし丁度良いかと考えたからだ。 飲みの日 とにかく俺はすげー謝まられた。気にしてないよというがすげー謝られた。俺が悪いことしたみたいで嫌になった… (コイツメンドクセ…) そんな事思いながタダ酒を飲んでいた。この辺りから俺の性格にある一面が見えてきた…それは女は信用しないということだ。 女の子と付き合ったこともなければ童貞だが、女の子をひとくくりで(信用できないやつ)と勝手に決めつけていた。というよりは…全てを見透かした気でいた。 飲み終わり、公園に行きたいと言われたのでやることないしついていった。 そこで告られた。 好きになった理由は相談に乗ってるうちに好きになったと…。単純な理由だ。俺は拒否した前の出来事を話したわけではないが、普通に拒否した。 そこで、俺は完全に壊れた…人間として一番必要な何かが壊れた。 コイツは、相談に乗るフリして機会をうかがってたわけか……俺が好きだった子を振るように説得して、俺を狙ってたわけか… 今ままで告白された事などなかった俺が完全に上の立場で物事を考えていた。 俺は何故こんな奴らを彼女にしたいなんて思ったのだろう… いやに冷静だった…… 俺は数日後にTを呼び出した。罪滅ぼしがしたいなら一つお願いがあると頼んで…
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