"GRAY-ZONE"

始まり

《分別屋：イレーザー》

国家機密組織であり、絶対に我が存在を他言してはいけない。

分別屋は殺しの真(ﾌﾞﾗｯｸ･ｾｰﾋﾞﾝｸﾞ)もしくは救いの偽(ﾎﾜｲﾄ･ｾｰﾋﾞﾝｸﾞ)の二つが存在する。

どちらに所属しようが組織は一切の責任は負わない。

分別屋の目的は仮初めの人間【Vagueness】をGRAY-ZONE内で撃滅すること。
Vaguenessはランクが上がるほどに強力になるため、BクラスのVaguenessからは上級分別屋でないと戦闘してはいけない。

｛その他説明｝

〔ﾌﾞﾗｯｸ･ｾｰﾋﾞﾝｸﾞ〕
破壊力に優れた大型の兵器を使い、巨大なVaguenessを倒す事が容易。だが機動力に欠けるため、強靭な肉体を必要とする。制服は漆黒色。

〔ﾎﾜｲﾄ･ｾｰﾋﾞﾝｸﾞ〕
機動力に優れた小型の兵器を使い、小型のVaguenessを倒す事が容易。だが破壊力に欠けるため、一撃決殺の術を身につけなくてはならない。
制服は純白色。

〔Vagueness〕
この世のウソとホントの狭間、GRAY-ZONEに巣くう人の形をした生物。曖昧な状態を好み、ハッキリとした状態を嫌う。S～Gまでランクがあり、Sランクになると相当の戦闘経験を必要とする。

〔GRAY-ZONE〕
この世の曖昧が生み出した、変則隔離空間。Vaguenessはこの空間を巣とし、この世の真実と嘘を喰らう。分別屋はGRAY-ZONE内でVaguenessを倒すことが義務づけられている。理由は戦闘の傍観、戦闘による地上の崩壊を防ぐ為である。