朝のホームルーム

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「行き先はなぁ。…京都だ。」 シーン… 「なんだお前ら。もっとテンションあげらんないんですか?コノやろー。」 「や、あの、先生…。」 「なんだシスターコンプレックス地味メン。」 「長いうえにてきとーですか。じゃなくて…あの…小説本編でもう僕たち、京都に「あぁん!?なんだクレーマーかおまえは。苦情の類は一切受け付けねー!」 「いや横暴ですか!暴君ですか!」 そーだそーだ! 他のとこがよかったぞ! 北海道とか! 沖縄とか! 韓国とか! 千葉とか! 滋賀とか! 佐賀とか! 南極とか! 北極とか! アイスランドとか! 「あーーうっせぇうっせぇうっせぇ!黙れ!!!講義は俺じゃなくてあの深海魚ブラザーズにいえ!あとどーでもいいけどなんでおめーらチョイチョイ寒いところいこうとすんの?」 でもー ねー またぁ? ザワザワザワ… 「ということだから。てめーらこれいじょう文句ゆうなよ。言ったら言った奴の現国テスト最低点。廊下に張り出すぞ。」 シーーン……。 「うっし。じゃぁ一間目はじめっぞ。号令。」 「きりーつ。 礼…」 『いくらなんでも横暴すぎる。銀八先生は。』 クラス全員がそのおもいを抱き、微妙な空気のまま一時間目は終わった。
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