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「ふぁょ~…ございます」
志村新八。
この春から銀魂高校に入学した一年生である
ちなみにクラスは…お察しのとおりずぃー組である。
ゴールデンウイーク明けのぼやっとした頭のままで、新八は席についた。
ふと時計をみると、いつもより早い登校だ。
長い休みで、リズムが少し狂ったかもしれない。
そんなことを思いながら新八は朝の準備を行う。
それから、クラスメートが徐々に登校し始めた。
まず、柳生さんと志村妙。間髪入れずにゴリラ、もとい近藤。つかゴリラ。
『近藤さん完璧ストーカーしてきたでしょ…』
心で思いつつ、こえには出さない。日常茶飯事だもの。
おはようございます。と二人に軽い挨拶をする。
すると妙の後ろにいた近藤が新八のところにきた。
『うわ…まただ…』
近藤が妙をストーカーするようになり、学校のある日は毎朝新八の所にくる
必要以上に顔を近づけ、近藤は、
「ねぇねぇ!しんぱちくぅん!」
みょうな猫なで声を出す。
ゴリラのツラにこのしゃべり方なので、腹がたつことこの上ない。
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