『プロローグ』

14/25
前へ
/27ページ
次へ
《ズズー…》 「「……ふぅ…」」 お互い一息ついたところで話に戻る 「…では話に戻るが」 「待って下さい」 自称:神の話を遮り話を止める 「……なんじゃ?」 「まず僕の疑問に答えて下さい。勝手に連れてこられて勝手に頼み事じゃフェアじゃないでしょう?」 ……どうだ…僕にはまだ知りたい事が沢山あるんだ… 「…よかろう 何でも答えよう」 よし、これで色々と聞ける… 「まず一つ目、貴方の正体についてです」 「んむ?じゃから神じゃと」 「それで納得するとでも?僕は貴方の事を何も知らない、知らない人の頼み事は聞けません」 自称:神は一瞬迷ったような顔をしたが、すぐに口を開いた。 「……神にも色々な神がおる。生み出す神、破壊する神、維持する神、誘う神…その他諸々」 ………。 「お主の友人を冥界へ連れて行ったのは、人と神との中立となる【死神】という神じゃ」
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加