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「あたし増えてる確定！？」
「ソーセージ～♪ソーセージ～♪黒瀬くんのソーセージ～♪」
「冬野ぉぉぉぉぉ！！！」
「こ…こら葉月！？そんなの歌わないの！！」
こんな日常的な会話していると頭上からアナウンスが聞こえてきた。
《搭機はまもなく離陸します。安全のため、ベルトはしっかり締めて下さい。》
アナウンスが終わると辺りからカチャカチャと、ベルトの確認をする音が響く。
「ふぅ、ついに北海道ともさよならだね」
「うむ、また来たいものだな」
《ゴォォォォォォ……》
機体が動き出した。
さよなら北海道。
さよなら大和。
お尻が浮くような変な感覚を感じながら、飛行機は離陸した。
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