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亜美「それじゃ説明をするよ」
尚子「ちょ…ちょっとまってくれる」
みんなの視線が尚子に向けられる
亜美「何?尚子?」
言いにくそうになりながらも
尚子「あの、提案なんだけど。今日転校してきたマイク君もよんだらどうかな?」
男子の表情が変わる
武義「なんでだよ!」
武義の発言をきっかけに男子全員から否定な言葉が浴びせられる
慶太を除いて…
慶太「尚子、なんで呼ぼうと思ったんだ?」
慶太の問いにみんなはびっくりして静まりかえった
尚子「えっと、マイク君は転入してきたばかりだから全然なじめてない思うんだ」
亜美「だから私たちで仲良くなってすぐ馴染めるようにしようってこと?」
尚子がコクンと頷く
そのとき…
ガタンッ
耕作が立ち上がったのだ!
耕作「尚子おめぃいいやつだな、俺はマイクを誘ってもいいぜ。みんなも賛成だよな」
耕作が言ったことで
内心は嫌々ながら
賛成した
………。
伸一郎「で誰が誘いに行くの?」
亜美「う~ん、じゃあみんなで行ってもらいたい人を指さそう」
そして沈黙…
亜美「せーのっ」
どうも今日は調子がいいが運が悪いらしい
運とか関係ないと思うが
指先は全て慶太に向けられていた
慶太「え?俺?」
耕作「お前しかいないだろう」
武義「俺の分析からすると確実に誘えるとでている」
それ分析っていうより俺におしつけただけなんじゃ
伸一郎「がんばって」
それだけ?
亜美「失敗したら承知しないからね」
尚子「お願いね」
杏奈「これは慶太にかかってるんだから絶対成功させてよ」
ポワァッ
頬が赤くなる
それを見られないよう慶太は顔を背け手だけあげていた
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