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「だから俺はロリコンじゃねぇってえの」
「その割には年下にしか好かれないよなー」
「うむ――白々しいぞ、パシフィスト」
ようやく付け爪を外し終わった椎名は丁寧に手を合わせてクロワッサンを食べ始めた。外すならつけなければいいのに、と思いつつ、平和は次のサンドイッチのパッケージを開ける。
「年端もいかない幼女に興奮するほど自分は人間終わってねぇよ」
それに向こうが勝手に言いよってくるだけで自分から声をかけているわけではない。それをロリコンと呼ぶのは曲解だろう。
マスタードマヨネーズツナとかいう長い名前のサンドイッチはそこそこに美味しかった。少なくとも焼きそばサンドイッチよりは食べやすい。
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