7人が本棚に入れています
本棚に追加
AM6:30
目覚ましが鳴り響く
少年はいつもどおりソレを止める。
「…………あと、5分……」
少年は寝言を言いながらまた寝直す。
AM7:00
「ん……?」
少年が目を覚ます。
少年がじっと時計を見た。
「な!?もうこんな時間かよ!?」
少年は飛び起きた。
ちなみにこの少年の名前は『橘 鶴来(たちばなつるぎ)』
高校1年で一人暮らしである。
鶴来の両親は鶴来が小さい頃に他界、鶴来は高校生になるまで孤児院で暮らしていた。
今は両親が残した遺産金などで元いた家で生活し章北高校に通っている
鶴来がテレビをつける。
時間がないが、いつもの日課になってしまっているのだ。
テレビからアナウンサーの声が流れる。
『―――っと言う訳で今回の事件も一連の殺人鬼の手口と同じで鋭利な刃物で――――』
「また、殺人……か……しかも、俺の学校の近く……」
ふと、テレビの端の時計表示を見る。
「おっと、遅刻する………」
鶴来が急いで家を出る。
最初のコメントを投稿しよう!