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「カノンノ~、どこにいるんですか?ちょっと頼みたい事があるのですが?」
「あ、はい!今いきます!」
船内から聴こえる、少女を呼ぶ声。返事をした後、少女は戻るべく歩を進める。
その時、後ろから凄まじい音が響いた。何かが光るような、そんな気配も感じる。
「…………?」
気になり、振り向く。
しかし、何もない。見えるのは世界の象徴である世界樹だけ。
「気のせい……かな……?」
思わず、首を傾げる。
刹那、少女の目の前に何かが落ちてきた。
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