亡き母

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ルンルン気分で家に帰った。 家に着くと制服を脱ぎ捨てて、 真新しい可愛い服を来て、上からダウンジャケットを羽織った。 首には赤いのマフラーを巻いた。 このマフラーは、亡くなったママが編んでくれたもの。 そして山のふもとに向かった。 家から山のふもとまでのコンクリートの道は、一面真っ白な雪の道に変わっていた。 山のふもとに着くと、翔はすでに来ていた。 「遅ぇよ。」 「ごめんごめん。さぁ行こっか♪」 翔と歩く山道。 雪が降ってて遠くまで見えない。 急な坂は、翔が私の手をひっぱってくれた。
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