~ ドクター ~

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「ミクちゃん、この間オカヨとヒロちゃんに会ったでしょ。 私もハンガーの出戻り組みなの。でも戻った理由はあの子達とはちがうけど・・・ こんどゆっくり話ししようね!」 そのとき一人のナースが会話に割り込んできた。 「ドクターカクライ!ストームライダーからの急患です!かなり重症みたいなんですが! CFAランを要請して良いですか?」 ナースはあわてている。 「なに言ってるの!なんでもかんでもCFAに回すんじゃない! 向こうもそんなに暇じゃないんだから、できる限りこっちで対応しなきゃ! PFAのカクさんをなめないで!」 ミクは、あっけにとられて動けずに立ちすくんでいた。 「じゃあ!ミクちゃんそういうことなんでまたね!あんたも早く行きな!」 そう言い残しドクターカクライは立ち去った。 3時38分、ミクは我に返った。 「急がなきゃ!」 次のポジション、最後尾に着くためポートディスカバリーからロストリバーへ急いだ・・・
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