~ ケビン ~

4/4
前へ
/39ページ
次へ
ええ。ものごころがついた頃、母から日本の『お守り』をもらいました。 いつも身に着けておくようにいわれ、それを今でも持っています。 今となっては、母の形見のようなものです。」 「ケビン、その『お守り』を見せてもらえる?」 「いいですよ、ミセス・ミクシィ。これです。」 ケビンは、シャツの胸元のボタンをはずし、チェーンに付けられた『お守り』見せた。 「ケビン『お守り』の袋の中を見たことはある?」 「いいえ、一度も」 「袋を開けて中のものをみせてもらえるかしら?」 「はい、開けてみます。」 ケビンは袋のひもをほどき、中のものを見た。 その瞬間、驚いて叫んだ。 「レイジングスピリッツのフューチャーライドカードだ!!」 ケビンが手にかざしたカードを見て会議室内は騒然となった・・・・・
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加