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1限目の講義が終わった頃 ジェ「はぁあぁぁ~~」 俺はぐたりと机に寝そべった。 チャ「随分とお疲れのようですが…授業中何してたんですか?」 そう言いながら隣に座ってきたのはチャンミン ジェ「ん~~授業中さぁ、こいつの名前考えてたんだけど……」 にゃー フードから顔をピョコっと出して鳴くそいつを指さしながら言えばチャンミンはそいつに目線を移した。 ジェ「フードの中でもぞもぞ動くからくすぐったいし授業中だから怒るに怒れないし……」 にゃーにゃー 俺が軽く怒ってるのに何故か嬉しそうに鳴くそいつを振り向きながら睨んでみるけど やっぱり嬉しそうに鳴いて頬に顔を擦り付けてくるから堪らなく可愛くて ジェ「もぉ…しょうがないな…」 結局許してしまうわけで 俺…こいつにも甘くなっちゃいそうだな…って苦笑いをした。 .
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