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ジリリリリリ
「んぁ……」
ポチッ
陶冶は目覚まし時計を止める
「朝か…」
いつものように顔を洗って
歯磨きをしてリビングに向かう
「おはようお兄ちゃん!」
「はよー」
今日は時間に余裕があるらしく歩美が朝飯を作ってくれていた。
親は既に仕事で居ない
「じゃあ私学校行くからね?学校に遅れないようにね!」
「へーい」
歩美は学校へ行った。
俺は歩美の作ってくれた朝飯を食って
学校に行く準備をした。
「時間…まだあるな。茜でも迎えに行くか」
俺は家の鍵を閉め
茜の家に行く
茜の家は結構デカい
家のインターホンを鳴らすと
「ふぁぃ……?」
まだパジャマ姿で寝癖の立ってる茜が出てきた
「よう、迎えにきた」
「とと、陶冶!?ち、ちょっと待ってて!!」
慌てて家の中に戻る茜
にしても、茜のパジャマ姿…可愛かったな…
おっといかんいかん。
で、待つこと数分
茜の準備が出来て今一緒に学校に向かっている
「うぁ…さっきは恥ずかしいところ見られたよ……」
「見事な寝癖だったな」
「陶冶がいきなり来るんだもん…」
何か悪いことしたな。
「なんかごめん」
「ふぇ?あっ、大丈夫だよ!迎えに来てくれて…その…嬉しかった…。」
「ん?最後らへん聞こえなかったのだが?」
「気にしないで気にしないで!なんでもない!」
「そうかい」
若干茜の顔が赤く見える…気のせいか
何だかんだしていたら学校に着いた
着いた矢先に
「相棒ー!!」
チャラ男くん登場だな
「だから相棒じゃねぇって!!」
「それより今日放課後公園行こうぜ!」
「無視かよ…
つかなんで公園なんだ?」
「秘密だ(笑)」
「用事ないし付き合ってやるよ」
「サンキュー!さすがは相棒!」
「もう相棒でいいや…
茜、教室行くぞー」
「あ、うん♪」
海斗を置いて教室に向かった。
「HRを始めます!」
松永先生が入ってきてHRが始まる。
……あ、宿題……
…まぁ、いいや…
俺は宿題を潔く諦めた。
時には諦めも必要だよな。な?
そして授業が始まった。
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