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ジリリリリ
目覚まし時計の音が頭に響く
「んぁ、うるせー…」
ポチッ
俺は目覚まし時計を止める
「起きなきゃ…」
眠い目をこすりながら洗面所に行く
顔を洗って歯を磨く
家は親が二人とも仕事で朝から居ない
だから飯は自分で作って食べてるわけだ
まだ時間があったから着替えてのんびりしていたら
ピンポーン
家のチャイムがなる
「誰だろ…はいはい、どちら様?」
とそこには
「おはよう陶冶♪」
幼なじみの茜が居た
「おはよう。どうしたんだ?」
俺は茜に訪ねる
「一緒に学校行きたいなー…なんて」
断る理由もないしな…
「いいぞ。ちょっと待っててくれ」
と言って鞄を持って家を出た。
「二人で学校行くの久しぶりだね!」
笑顔で茜が言う
「そうだな、二人で登校なんて久しぶりだな」
「うん!なんか嬉しい♪」
茜は喜んでくれてるみたいだから良かった
確かに中学に入ってからは中々一緒に登校する事がなかったから俺としても嬉しいわけだが
なんて話してるうちに学校に着いた。
「よう陶冶!」
早速だな…
誰かって?
昨日の浜松海斗だよ
ってよく俺覚えてたな…
「よう、おはよう。浜松…だっけ?」
「海斗でいいよ相棒」
「いつ俺はお前の相棒になったんだよ…」
「俺が陶冶を相棒と思った日からだ♪」
まぁ、いっか
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