60人が本棚に入れています
本棚に追加
「ゆっくり聞いて。」
『…うん』
「悠仁のこと今でも好き。
きっとお前が思ってるより
何百倍も愛してる。
だから…
このままじゃいけないって
思ったんだよ。
このままじゃ…また俺は
悠仁を求めてしまうから。
悠仁だけ前に進んでる気がして。
違う誰かを好きになることにした
そしたら案外好きになることは
すんなり出来たんだ。
本当にあいつのことは愛してる
結婚したいって言われた時は
一瞬迷った…お前の顔が浮かんだ
でもここであいつ手放したら
俺、絶対お前を頼っちゃうから
前に進んでいるお前を
困らせたくなかったから
あいつと結婚することを選んだ」
『そんなん…』
予想しなかった返事に戸惑った
『そんな事して
俺が怒らないと思った?
喜ぶとでも思った?』
なんで
なんで厚治が泣いているんだろう
「喜べよ…っ…」
『喜べねーよ!嬉しくねーもん』
「もう決めたことなんだよ」
『厚治はそれで幸せなの?』
「幸せだよ、ちゃんと。
でもきっとお前と過ごせてたら
もっと幸せだったんだろうな。」
『そんなこと言うなよ…』
「でも仕方ねーじゃん。
俺たち男同士で
生まれてきちゃったんだもん
最初から決まってたんだよ。」
『…っ…』
「お前も幸せになってな。
そしたら俺、めっちゃ喜ぶから」
『厚治っ…』
ぎゅ…
「ごめんな。」
『俺の方こそ
感情的になってごめん。』
「明日の挙式来たくなかったら
来なくても大丈夫だから。」
『いく。絶対いく。』
「…待ってる」
『厚治?』
「ん?」
『おめでとう。』
「…おん。」
end
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最大のスランプに陥りました。
良いネタが全然浮かばない…
厚治くん結婚ネタどうしても書きたかったけど駄作すぎるwwww
ごめんなさい。
最初のコメントを投稿しよう!