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夢人『うんっ。』
勇人『え?』
いきなり深刻な顔をする少女に、僕は強ばった顔をすた。
勇人『ゴクンっ...。』
夢人『この世界は、君の住んでる世界とは違うんだ。』
勇人『うっうん。』
少女は、もう一度飴を取り出す。
夢人『君の住んでる世界の人達が夜眠る頃に、この世界と君の世界とを通じるんだ。そして穴に運良く着く人がいるんだ。』
勇人『じゃあ僕も?』
夢人『うんっ...僕は、その穴から落ちてきた人に、このもしもキャンディをあげていたんだ。』
ぽちゃん...
夢人『でも、悪い事に使う人が多くてっ...。それにあの穴は、この世界から通報された、僕の兄、悪人(アクト)が開けた穴なんだ。』
勇人『どうゆう事?』
夢人『悪人は、ここの穴が何処の場所と通じてるか知っている。』
バシャン
勇人『え?』
夢人『あぁやって、悪人は眠った人の魂をこちらに送るんだ。向こうについたら、君も会うだろう。』
勇人『何で?』
少女は、帽子から小さな紙をだす。
勇人『罪人悪人をこの世界から通報する。もしこの世界に戻る事があれば、悪人は二度と生き返る事は無かろう。』
夢人『悪人は、もしもキャンディが欲しいが、こちらにこようとすると、途中で魔法にかかり消えてしまう。』
少女は少し悲しい顔をする。
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