~~~1章~~~

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ナナ「なんで、しゃべらないの?さっきのこと、怒ってるの?」 たくみ「そういう訳じゃないよ」 ナナ「じゃあ~どうして?私と会いたくなかった?」 たくみ「違うよ・・・」 ナナ「はっきり言ってよ」 たくみ「体調が悪いだけだよ・・・」 ナナ「ふ~ん。そういうことにしといてあげる」 たくみ「元気そうで、よかったよ」 ナナ「いろいろあったけど、元気は元気だよ」 たくみ「ってかあいつら遅いな!?まさか帰ったんじゃないだろうな?」 ナナ「二人帰ったら、困るの?」 たくみ「えっ?!そういうんじゃないけど・・・」 ナナ「あっ!?可愛い彼女さんに誤解されたら、困るよね」 たくみ「あいつは、誤解とかしないよ。」 ナナ「へぇ~あいつとか呼んじゃうんだぁ~以外。誤解されないぐらい、彼女さんに信頼されてるんだ」 たくみ「信頼されてるか解らないけど。誤解されるようなことは、してないだろう」 ナナ「そうだね」 ナナ「タクちゃん、この場所で、何したか覚えてる?」 たくみ「この場所?花見とか花火とか忘年会とか送別会そんなもんじゃない・・・?」 ナナ「思い出一杯あるよね」 もんきち「タクちゃん~しげちゃん気持ち悪いの変わらないから。家送るわ。 ナナ「それなら、私も帰るね。明日早いから。短い時間だったけど。久しぶりに会えてよかった。」 もんきち「ナナちゃん、またな!」 ナナ「うん。しげちゃんにもよろしくね。タクちゃんバイバイ。」 たくみ「あっ!?うん。またな。」
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