8人が本棚に入れています
本棚に追加
亮助「うっ……」
やぶが目を覚ますと、そこは廃墟の建物のベットの上だった。
窓ガラスは割れ、外からツタや葉っぱが入っていた。
ガタンッ!
亮助「ん?」
扉の無い出入口に女の子がいた。
目を丸くして、やぶを見ている。
亮助(誰かに似てる……)
女の子「だ、誰?」
誰って……
亮助「小籔亮助…わかる?」
女の子はビックリした顔でやぶに近づいた。
女の子はやぶの周りをくるくる回った。
女の子「お母さんの友達だよね?」
亮助「お母さん?」
女の子は持っていた石で、自分の名前を書き出した。
亮助「東……水音?」
その後に、母親の名前を書いた。
亮助「東……未央ちゃん!?」
最初のコメントを投稿しよう!