あれから……

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亮助「うっ……」 やぶが目を覚ますと、そこは廃墟の建物のベットの上だった。 窓ガラスは割れ、外からツタや葉っぱが入っていた。 ガタンッ! 亮助「ん?」 扉の無い出入口に女の子がいた。 目を丸くして、やぶを見ている。 亮助(誰かに似てる……) 女の子「だ、誰?」 誰って…… 亮助「小籔亮助…わかる?」 女の子はビックリした顔でやぶに近づいた。 女の子はやぶの周りをくるくる回った。 女の子「お母さんの友達だよね?」 亮助「お母さん?」 女の子は持っていた石で、自分の名前を書き出した。 亮助「東……水音?」 その後に、母親の名前を書いた。 亮助「東……未央ちゃん!?」
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