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??「お帰りぃ♪」
暗い部屋の中に2つの赤い光。
その光は鋭く、こちらを睨んではいないようだが、冷たい。
??「お帰りなさい」
暗闇にもう1つ、青い光が2つ。
優しいその目には、鋭さは感じられないが、冷たさを感じる。
??「ただいま戻りました。」
仮面の隙間から、1つこの2人よりも更に鋭く、冷たい黄色い目の光がひかっていた。
??「相変わらず…冷たいね『双くん』?」
双「………」
双は黙った。
??「本名を言って欲しいの?」
パッ!
部屋の電気がついた。
部屋の奥に、2人の男女が大きな椅子に座っていた。
双「なら……貴方の名も知りたいですね」
男の子は椅子から立ち上がり双の近くに行った。
海人「黒河海人だ」
女の子は椅子から挨拶をした。
海乃「白河海乃です」
双は2人の顔を見てから、仮面を取った。
双「俺の名は……」
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