4人が本棚に入れています
本棚に追加
「お兄、ちゃん」
みゆちゃんは目を覚ましたが容体は悪いまま
時間の問題だった
なんだい、みゆちゃん
「みゆ、死んじゃうのかな?」
不安げな顔
僕はみゆちゃんの頭を黙って撫でる
大丈夫、みゆちゃんは死なないよ
「本当に?」
うん
「そっかあ、えへへ」
……みゆちゃん
「ん? なあに?」
みゆちゃんには言ってなかったことだけどね?
僕には妹が居たんだ
「妹?」
うん
名前はみゆちゃんと同じ"美優"
歳もみゆちゃんと同じ位かな?
その位の妹が居たんだよ
「うん」
最初のコメントを投稿しよう!