田舎道

オナラ…１

一緒に住み始めた頃は全然オナラしなかったです。彼。

それは、付き合い始めの二人なら当たり前なのかもしれませんが…

実は、あたし。

彼とも仲の良い友達Oに聞いていました。

彼の『オナラ』はすごいと…。

すごいとは

…ニオイが臭いのか？

…音の大きさがすごいのか？
…音の長さがすごいのか？

その当時のあたしには知る由もなかった…

が、一緒に住んでいればわかるはずだろうくらいに考えていたならば、彼は全くオナラをしないのである…。

１ヶ月…、２ヶ月…と経ち、３ヶ月目に入ろうと言う時、遂にあたしは彼に言った｡

あたし「なんでオナラしないの？」

彼「…なんでって？」

…質問返し！？

あたし「オナラ…すごいんでしょ？」

彼「…普通だし。」

あたし「普通に毎日すればいんじゃん」

彼「…してほしいの？」

あたし「してほしいってゆうか、我慢しないでほしいだけ」

彼「…この際、暴露しちゃうけど…」

あたし「…うん」

彼「…いつまでマスミンの前でオナラしないでいられるか…俺の中で賭けてたんだよね…」

はいぃ？

……賭けって

……し、しかもひとりで

……ある意味それがすごいわ