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俺たちは仕事のため 少し遠いフィアの里へ行った
「ようこそフェアリーテイルの皆さま。私はこの里の長であり依頼主のフィア=ラグーンでございます」
目の前に現れたのは小さな女の子
「おい!からかうなら仕事はしないぜ」
するとフィアはナツを睨みつけ
「からかいなどではない私は26歳だ!」
「里長様ーまたウェスタール様が暴れましたー」
里人そう叫んだ
その瞬間フィアは俺らに土下座する
「私も魔法を使うことは出来ます。しかしウェスタール様は私1人の力ではどうすることも・・・」
するとナツが「ハァー」っと大きくため息をついた
「やる前から諦めているヤツに力はかせない」
「私の魔力はもう無いんです。戦いなんてしたら私の命は消えてしまう!」
フィアは顔を上げ困惑した表情で
「私は魔道士でありながら この里の長なんです!!」
思っていたことをすべて吐き出したフィアにナツ以外がやる気のある顔をする
「私は行くぞ」「私も!」「俺もだ」「オイラも!」
『・・・・・・・ジーー・・・・・・・』
「・・・・・だ――っオレも行きゃあいいんだろ!?」
俺たちはフィアのに誘導してもらい洞窟へと急いだ
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