しにがみ★しにがみ

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何が起こったのだろうか。 自分でも分からなかった。 ただ気付いたら自宅のベットで寝ていた。 「…もしかして…夢だったのかな?」 ぼくはポツンと呟く。 どうやら悪い夢だったようだ。 少し安心した。 「…やっと起きたか。遅いぞ。バカ。」 いきなり声がした。 びっくりして周りを見渡したが誰もいない。 「おーい。上。」 「上?」 促されるようにぼくは上を向く。 すると、先程助けたはずの女の子が空中で浮いていた。
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