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その少女は明らかに周りから存在が浮いていた。
身長は低め。
小学生程に見える。
体重も軽そうだ。
そしてなんといってもかなり可愛い。
おもいっきり僕のタイプだった。
しかし、格好は僕のタイプではなかった。
ああいう服装は何て言うのだろうか。
全身蒼色に包まれていた。
蒼色の体が隠れるようなでっかいコートをはおり、中には何処かの学校の制服か何かだろうか。
見たこともない派手なセーラー服を身に纏っていた。
いや…あんなのセーラー服じゃない。
むしろ特攻服と間違えそうだ。
そんなミステリアスな少女は次の瞬間、とんでもない行動にでた。
…まだ信号がバリバリ赤色なのに何も不思議な顔をせずに飛び出した!!
そして僕も何を血迷ったのだろうか。
僕もつられて飛び出した。
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