第1章

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するとおじさんは頭に手をおいて、アチャーという顔をした。 「申し訳ないね、森さん。今日は君のクラスにもう一人転校生がいるんだよ。」 …もう一人? こんな漫画みたいなことがあるんだろうか。 木村さんってことは女の子かな。 これが漫画なら、木村さんは超美女でクラスの男子を魅了するはずだ。 そして私は、のんびりそれを眺める。 そんなのいやだ! 別に出会いのために転校したんじゃない。 お父さんの勤務先が2年間変更になるからってだけ。
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