金色の義妹、襲来

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弁当は食い終わったが、昼休みが終わるまでかなり時間があったし、千夏もまだ教室に行きたくないようだったので、もう少し雑談していくことにした。 「どうだ?新しい学校は?」 「まぁ~お兄ちゃんが一番かっこいいかな♪」 「そりゃどーも。」 「いえいえ~♪」 聞くだけ無駄だったな。 千夏がまともな返答してくれるわけないもんな。 つか、今気づいたけど、制服着てても胸の膨らみは隠せないんだな… 「……お兄ちゃん、どこ見てるの?」 「わっ、わりぃ!」 義妹に欲情するとか、かなり嫌らしいことしちまったな… 「もぅ…」 「……」 気まずい… 千夏は真っ赤になって、胸を隠すように縮こまってるし……やっぱりここは、ちゃんと謝るべきだよな? 「千夏、ごめんな?」 「……うん。別にいい。お兄ちゃんだって男の子だから、しょうがないよ。でも、やっぱり恥ずかしかったから、今日からずっと、ちなと一緒に寝てくれるなら許してあげる。」 胸見るのはダメで、一緒に寝るのはいいんだ… 「ねぇ!」 「あぁ~…千夏がいいなら喜んで。」 「……エッチなことは、ちなが寝てからにしてね?」 「俺はそんなことしねぇ。」 ここまでくると、逆に冷静になれる俺がいた。 つか、昨日と今日の発言と行動を考えると、俺より遥かに千夏のがエロい!
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