金色の義妹、襲来

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家のチャリ小屋にチャリを停め、部屋着に着替えて千夏の部屋に向かった。 「千夏、はいっていいか?」 「いいよぉ~♪」 さて、行くぜ! 高校生の女の子の部屋へ! 俺は、千夏の部屋のドアを勢いよく開けた。 「おぉ」 千夏の部屋は、全体的に白でまとめられていて、ベッドの枕元に置いてあるぬいぐるみなんかは、実に女の子らしい! 「あんまりじろじろ見ちゃ恥ずかしいよぉ~。」 「いや、女の子の部屋とか初めてでさ。」 「あ~なるほどね。でも、ちなも男の人の部屋初めて入ったのは、お兄ちゃんの部屋だよ?」 「じゃあ、一緒だな。」 「うん!」 部屋の中を見回しても、エロ小説のような物は見あたらず、本棚に入っているのは普通の少女漫画ばかりだ。 「なぁ千夏。エロ小説なんかねぇじゃん?」 「ちょっとお兄ちゃん!もっとオブラートに包んだ表現にしてくれないかな!?」 「お、おぅ。えっとぉ~卑猥な小説はどこにあるんでしょうか?」 「あんまり変わんないような気もするんだけど…」 と言いながら、千夏は、本棚の少女漫画を取り出し始めた。 「これ全部かな!」 「マジっすか…」 千夏が少女漫画をよけた本棚には、エロ小説やエロ漫画などがびっしり並んでいた。 本棚の奥行きがあるのはこれのためか…
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