金色の義妹、襲来

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母さんと義妹が来る日 義妹がどんな風に凄いのか気になったので、親父に聞いてみる事にした。 親父がいる一階のリビングに入ると、年甲斐もなくそわそわしてる親父が目に入った。 楽しみなのはわかるけど、こっちが恥ずかしいから落ち着いてくれ… 「おぅ!どした!勇志!」 親父が笑顔で話しかけてきた。 そういえば、自己紹介をしてなかったな。 俺は神崎勇志。 桜華学園に通う高校二年生だ。 最近の悩みは、冷めている性格のせいで、不良だと思われていることかな。 まぁ、俺なんかの説明はこの辺にしとこう。 「義妹って、どんな子なのかなぁって思って。」 「凄い子だって言っただろ!」 俺は、真面目に質問したつもりだったんだが、親父は、ニヤニヤしながら適当な返事をしやがった。 「いや、もっと具体的に…」 「まぁ、社会のアウトローのお前とならうまくやれると思うぞ!」 「アウトローって…」 この通り、父親にまで不良だと思われている。 ただ、冷めているだけなのに…… つか、アウトローとうまくやれる人間って……義妹はガチな不良ですか!?
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