第一章:(喪失)

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そして、今日もショウはいつも学校で仲の良い親友”明智光秀”と遊んでいた。 学校とは普通の学校ではなく賢者の資質があるものや産まれながらにして魔力を持った子供たちを教育、育成。 賢者は無理でも王国魔法騎士団や社会の役に立つ人間に最終的になってもらうことがこの学校の役割である。 ちなみに、ショウ達が通っているのは中央国立魔導学校でこの国には六つの学校あり、 北国立、南国立などの東西南北に一校ずつ、後、中央に一校。 そして、天空魔導学校がある。 だが、天空魔導学校には生徒は基本的にはいない。 だが年に一回、夏の天空合宿がありショウも四回行っていた。 クラスは全てで8クラスあり、A~Gクラスと賢者クラスがある。 ショウは八歳から賢者クラスで明智光秀はショウよりも一週間遅く入ってきた。 ちなみに、この明智光秀という少年もショウと同い年で地元で神の子と崇められ、この中央国立魔導学校に特待生で入学した。 ショウは特待生ではないが賢者になったことで授業料は免除され、ほとんど特待生扱いである。 学校側からは特待生にならないかと話を持ち掛けられているが何故かずっと反対をし続けている。
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