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俺と侑李は床に座ってボールを転がしながら遊んだ
大「侑李いくよ?」
そう言ってまたボールを転がした
タッタッタ
後ろから俺に近づいてくる足音が聞こえた
タッタッタ
チョコン
足音の犯人は涼介w
俺に近づいてきたと思ったら
俺の膝に向き合うように座って、俺の顔をジッと見てる
大「涼介何?」
俺は冷たい態度で言った
涼「…イヤ……」
大「次は何がイヤなの?」
俺はため息まじりの声で言った
涼「……きらい…」
大「??」
涼「……きらいに…なっちゃ…イヤ…」
大「…誰が嫌いになるの?」
涼「……うっ…グスッ…」
大「涼介?」
ちょっと、怒り過ぎたかな?
涼「…にっ…にが…グスッ…」
大「にぃにぃが何?」
涼「……ぼくの…うっ…こと…グスッ…」
大「俺が涼介のこと嫌いにならないでってこと?」
涼「……うっ…ハァ…グスッ」
涼介は泣きながら頷いた
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