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†解説†
私の大切な小さな友人
早紀ちゃん
彼女は16年という短い生涯の幕を2010年10月28日に閉じました。
生まれた時から心臓を患い
更には筋ジストロフィーと言う、成長と共に筋力が衰えていく病も患っていました。
亡くなる日の朝
彼女のお父さんが学校まで送ってくれると言ったそうです。
彼女は笑顔で
『やったっ歩かなくてすむね』
といいました。
学校まで送って行って
ありがとうと振り返った姿が、彼女の最期になったそうです。
学校の帰り道
それも校門をでて僅か50メートル
彼女は突然倒れ込み
その時には既に心肺停止状態でした。
彼女の脳が、たった一度心臓へ動けという指令を出し損ねた事が原因でした。
不幸中の幸いだったのが
彼女は最期、苦しむことなく逝ったと言うことです。
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