美咲~初恋~

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美咲にメールしてから30分くらいたった。 「返事こないな~」 布部がつまらなそうに言ってきた。 「まだそこまで時間たってないだろ それより布部彼女できたのかよ 今回はちゃんと答えろよ」 「あ~まぁできたよ彼女」 「マジかよ! いつ?ってか誰?」 「ん~2週間くらい前かな」 「2週間前!?」 こんなに毎日一緒にいるのに気づかなかった。 「んで誰なんだよ相手は」 「それは・・・・ あっ!美咲ちゃん」 美咲!? 振り返ると恥ずかしそうにいる美咲がいた。 「おう」 こんな言葉しか出てこなかった。 「んじゃ洋ちゃん俺帰るわ」 あんなに結果を気にしていた布部はそそくさと帰っていった。 「洋一君さっきのメールなんだけど」 「うん、ごめんねいきなりで」 重い空気がはりつめる。 「あたしから言い出したから気にしないで それで洋一君私なんかでいいの?」 「もちろん 逆に俺でいいのか?」 「私はもちろん洋一君が好きだから よろしくお願いします。」 「こちらこそ」 洋一高校1年の夏 初めて彼女ができました。
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