2人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
ナンジャタウン
洋一にとって一番好きなアミューズメント施設である。
「ナジャウの大冒険しようぜ」
入園そうそう目を輝かせ布部が言ってきた。
「いいよ」
みんな布部に賛成した。
「美咲ナンジャタウン来た事ある?」
「1、2回くらいかな?
洋一君は?」
「俺はよく家族とかでくるよ」
ナジャウの大冒険の後も布部を先頭に次々とアトラクションを楽しんだ。
ひととおり遊び終わったのは夕方になってからだった。
うちらはナンジャタウンを出た。
「美咲少し疲れたか?」
朝より少し顔色が悪かった
「少しね、洋一君は?」
「おれはまぁまぁかな
そしたらもう帰ろうか」
「洋ちゃんこれからどうする?」
まだまだ遊びたそうな顔をしながら布部が聞いてきた。
「ごめんちょっと疲れたから今日は帰るわ」
「そっか、美咲もなんだか疲れてそうだし、布部君ここで解散しよう」
まさみのナイスアシストでここで解散になった。
布部たちはその後池袋の街に消えて行った。
俺はいつものように美咲を家まで送っていった。
最初のコメントを投稿しよう!