54人が本棚に入れています
本棚に追加
カタギリ「また無茶を言うんじゃないだろうね」
グラハム「そんなことはないさ。…私、グラハム・エーカーは、一度、日本に行ってみたい」
カタギリ「日本?」
グラハム「左様だ。ホーマー・カタギリ司令より享受され、独学で貫いてきたこの武士道……。私は、この武士道が、本場日本でどれほど通用するのか確かめたい」
カタギリ「ふむ…、キミは、それを誰とどうやって試そうと思っているのかい」
グラハム「無論、武士道の先駆者たる武士……゙サムライ゙との決闘だ」
カタギリ「やっぱり……。いいかいグラハム。日本に侍がいたのは、今より500年ほども昔だ。300年以上前から、日本は先進国だということは知ってるだろう」
グラハム「そんな道理、私の無理でこじ開ける!」
カタギリ「こじ開けた先も変わらない現実だと思うよ」
グラハム「ふっ、いいだろう……。ビリー・カタギリ。今から、キミの視線を釘付けにする!」
パラッ
最初のコメントを投稿しよう!