やさしくね。

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あんな大口を叩く俺でもさすがに好きな人のドアップを見ると緊張するわけで、目をギュッと閉じながら諒也のキスを受け入れた。 そんな諒也のキスは優しくて軟らかくて…安心出来るようなキスだ。 諒也のキス好きだなぁ…って思いながらキスを受け入れてると諒也の手が俺の服の中に入ってきた。 ──起きた時の俺の記憶はここまでしかない。 俗に言う真っ最中に気絶ってやつだ。 『諒也…ゴメン…俺が言い出したのに…』 ベッドの上でひたすら謝る俺…だって、ツラいでしょ! 俺は気持ち良くなって気絶。諒也を中途半端なまま残して… しゅんと落ち込んでいたら諒也の大きな手が俺の頭を撫でてくれた。 『ん。いいよ…その代わりに次は最後までシようね?』 にっこり笑いながら…まぁ、その笑みがちょいと黒い気がしたけど、あえてスルーで。 諒也は優しいやつだ。 なんて思っていたら頭を撫でていてくれた手が腰へ回り今度は腰を撫でてくれた。 『腰痛いでしょ?もう一眠りしな?ご飯までには起こすから』 その言葉とともに俺は再び眠りに落ちた。 今度、諒也とスる時は気絶しないように気を付けよう。 そう心に誓いながら… †ЁND†
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