静寂

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「―…んっ」 小さく不快感を煽る女の甲高い喘ぎ声。 清潔さを引き立たせている白い白衣。 染めた茶髪。 長くて白い手足。 その白い腕を絡めているのは "尚"の日に焼けた腕だった。 「…な、ぉ…?」 私の小さな声は保健室の情事に消されていった。 ―…なんで? いつも通りの、 1日だったじゃない。
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