――…

3/10
前へ
/33ページ
次へ
  「私、彩くん好きだったのにな」 『え「うそっ?!私もー!!」 え…皆、何言っ……「豊は?」 『はっ?』 「彩くん、好きじゃないの?」 『なっ…!すっ、好きなわけないでしょ!!あんなバカッ!!!!!』 好きだなんて… 恋愛だなんて、一度だってそういう対象に見たことはない そっ、 そんな事より! 私はアイツから引っ越しだなんてそんな事、一言も聞いてないから!! 「えっ…ちょ、豊……??」 その後、どうやって教室に戻って来たかも分からないけど 学校が終わってすぐ 私は家に帰らず、アヤの家に直行した 『ハァハァ…』 『あ、えっ…ユタちゃん!?』 アヤが私を見つけて走ってくる
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加