0人が本棚に入れています
本棚に追加
「私、彩くん好きだったのにな」
『え「うそっ?!私もー!!」
え…皆、何言っ……「豊は?」
『はっ?』
「彩くん、好きじゃないの?」
『なっ…!すっ、好きなわけないでしょ!!あんなバカッ!!!!!』
好きだなんて…
恋愛だなんて、一度だってそういう対象に見たことはない
そっ、
そんな事より!
私はアイツから引っ越しだなんてそんな事、一言も聞いてないから!!
「えっ…ちょ、豊……??」
その後、どうやって教室に戻って来たかも分からないけど
学校が終わってすぐ
私は家に帰らず、アヤの家に直行した
『ハァハァ…』
『あ、えっ…ユタちゃん!?』
アヤが私を見つけて走ってくる
最初のコメントを投稿しよう!