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『ばっ、バカ言わないで!!帰って来なくていいよ!
向こうの学校で彼女作ってウハウハやってれば!?』
『ユタちゃん……』
私は一体、何を言ってるんだろう
自分でもよく分からない
最後の最後まで、かわいくない幼馴染みでいる自分
情けなくて分からなくて、涙が頬を伝った
『ユタちゃ『見ないでよ!!』
差し出されたアヤの手をはねつけて背を向ける
けど
『ユタカッ!!』
『――…っ!?』
トン.と体に小さな衝撃が走って
半強制でアヤの方に向かされた私
同時に彼の顔がすぐ近くにあって……
気が付いた時には、私の唇がアヤに塞がれていた
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